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世話人挨拶

繁内幸治

自由民主党 性的指向・性自認に関する特命委員会アドバイザー

自由民主党 性的指向・性自認に関する特命委員会(古屋圭司委員長)アドバイザーとして、LGBTの理解増進に向けて助言を続けています。平成28年4月には、政府に対するLGBTの理解増進に向けた33項目の申し入れ、ニッポン1億総活躍プラン、経済財政運営と改革の基本方針2016、および、第24回参議院議員通常選挙においての選挙公約に、LGBTを盛り込むことができました。
また、本年4月1日付けの文部科学省通知(性同一性障害や性的指向・性自認に係る児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施)の作成にも協力させて頂きました。
今後も自由民主党のアドバイザーとして、33項目の検証に関わり、LGBT理解増進法の成立に向けてしっかり取り組みを続けていきたいと考えています。

◆ 2016年(平成28年)9月2日、オーストラリア大使館において、【 FinS Japan Pride Award 2016 】を稲田朋美前自民党政務調査会長とともに受賞しました。

【メッセージ】
私は、エイズの活動を神戸で続けて来ました。その活動では、世界的に、「ともに生きる」ということを訴えています。日本でも同様です。
難しい感染症対策、特に性感染や薬物使用など自己責任が問われることもあるエイズの活動でさえ、禁止、排除、隔離というようなHIV陽性者に対して否定的な対策は有効ではありません。
私は、エイズから学んだ経験を、LGBTの活動にも活かしていくべきだと考えています。

エディ

レインボープライド愛媛・代表

愛媛県松山市を中心に、地元愛媛に暮らす性的マイノリティの当事者支援や地域の人々に性的マイノリティへの理解を進める活動を行うNPOレインボープライド愛媛を起こし2007年(平成19年)から活動しています。愛媛LGBT映画祭や各種啓発イベントを実施、2016年(平成28年)には地方で初となる性的マイノリティの全国大会(全国虹の大会 性的マイノリティの理解を進める愛媛大会)を松山で開催し成功させました。松山市内にLGBTと家族と支援者のための交流支援施設として、「えひめLGBTセンター 虹力(にじから)スペース」を開設し2013年(平成25年)より運営しています。松山市人権教育推進協議会にも積極的に関わり様々な人権課題に取り組むなど、地方・地域に根ざした活動を積極的に行っています。全国LGBT活動者の会(カラフル連絡網)呼びかけ人。愛媛県人権問題研修講師。

【メッセージ】
全国の各地域で暮らす多くの当事者は声を上げられない状況にあると思います。親元である地方ではなおさらかもしれません。差別や偏見を受けるのでは? との不安が強い現状では、カミングアウトなどできない……隠れているしかない……と思っている人が大半だと思います。そういった立場にある人々が、力強く生きていけるよう、社会の変化が求められます。性的マイノリティへの偏見や差別のもとは、人々の理解の不足だと感じます。声を上げにくいLGBTたちであっても自分らしく活躍し社会貢献できる為に、また無理解から不幸な家族関係にならない為に、そして人々が、学びの機会が足りず否定や排除を繰り返さない為にも、理解増進法の整備を望みます。性的マイノリティへの理解を進める機会を、全国どの地域においてもスタートしていく号令がかけられるならば、この日本に暮らす人々には、より良く相互理解を進めていける、その力があると信じています。

レインボープライド愛媛
ゲイリーマンのカミングアウト的思考(個人ブログ)

今坂洋志

ともに拓くLGBTIQの会くまもと・代表

熊本を中心にLGBT当事者同士及び理解者・協力者との交流会を毎月開催しています。また、LGBT当事者やその家族への相談活動、熊本県や市の後援のもとに開催するLGBT啓発公開講座や関係する各分野への講演活動などの様々な活動を通して、当事者の居場所づくりや社会に存在するLGBTに対する偏見や差別の払拭を目指して活動しています。

【メッセージ】
「性の多様性の日常化」が実現された社会の構築は喫緊の課題です。そして、それを実現するためにもLGBTに関して理解・増進させるための法律は欠かせません。
地域の人々のアンケート結果を見ると、LGBTを正しく理解している人はまだまだ少なく、多様な性に対しての偏見や差別意識が様々な形で見られます。そのため、LGBT当事者の多くは自分を守るために、まるで存在しないもののようにひっそりと暮らしている人が多数です。今もなお、熊本などの地方の地域社会は性的マイノリティにとても厳しい社会だと言えます。しかし、この数年間で性の多様性を尊重しようという機運が広がってきています。
文部科学省からは平成27年4月30日付けで、性同一性障害だけでなく「いわゆる性的マイノリティ」に対してもきめ細かな対応を取るようにとの通知文が出されました。この大臣通知が学校現場を徐々に変え始めています。この通知文の効果は、それまで当事者や私たち支援者が学校でお願いしてもことごとく撥ね付けられてきたことが、通知文が出されたことでかなり対応されるようになったという経験からもわかります。また教職員のLGBT研修も実施され始めました。
同様に、LGBTの理解増進を進める法律が制定されれば、県や市町村のあらゆる分野で理解啓発の行動計画が促され、いままで苦慮していた行政、教育、医療、企業、地域社会などそれぞれの領域が総合的にLGBTフレンドリーな社会の形成へと向かい始めるはずです。
今の日本社会はLGBTを正しく理解し、肯定的に受け入れようとするレディネスが整いつつあります。まず一歩を踏み出し、社会全体で性の多様性に寛容な社会づくりに取り組み、必要であればその時々に必要な課題を検証し、改善していく事が大切だと思っています。

ともに拓くLGBTIQの会くまもと(ブログ)

全国LGBT理解増進ネットワーク会議 設立趣意書

 近年、わが国でもLGBT(性的マイノリティ)について、様々な情報が提供されるようになりました。しかし、中身をみれば、当事者にとっては肯定的なものも多くありますが、よからぬ内容のものもあり、まさに玉石混淆といえる状況です。特に本年は、政治においても、与党がLGBTについての課題の解消に向けた方向性を示した点においては、非常に大きな変化だと考えます。LGBTの当事者が抱える課題を解消し、誰もが活躍できる社会を目指すという意味からも、安倍政権が、「1億総活躍社会」にLGBTを明記したことは意義があります。
 LGBTの課題の解消については、2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて、国民的な合意を形成し、取り組まなければなりません。自治体によるパートナーシップ制度、企業による各種人権推進制度およびその評価等も始まっていますが、未だ大手企業の一部に留まっています。
 私たちは、LGBTの法制化に向けて、自由民主党が受け入れ困難な「差別禁止法」や、未だ国民に正確な知識が少ない段階での「差別解消法」をめざすことは、法制化以前の問題として、政争の具になってしまう可能性さえあると危惧しています。
 また、知識のないことが原因で発せられた不適切発言を、軽々に差別と断じて心の溝を深めるのではなく、相互理解を深めるためのまたとないよい機会と位置付け、しっかり人権啓発・人権教育に取り組むことこそが必要だと考えます。様々な課題を克服するには、先ずは当事者も社会の現状をしっかり見据え、考察を深めることが重要です。
 全国LGBT理解増進ネットワーク会議は、実現可能な「LGBT理解増進法」の成立を目指し、情報の普及と自由民主党特命委員会を通じて政府に対しての政策提言活動をする目的で設立された団体です。

2017年(平成29年)1月1日

【 世話人 】 
繁内幸治 (自民党性的指向・性自認に関する特命委員会アドバイザー)
エディ (レインボープライド愛媛・代表)
今坂洋志 (ともに拓くLGBTIQの会くまもと・代表)

政策提言

自民党への提言
自民党作成のリーフレット「性的指向・性同一性(性自認)の多様性って?〜自民党の考え方〜」

当会世話人の一人である繁内幸治が、平成28年2月29日に、性的指向および性同一性に関する国民の理解の増進に関する法律(LGBT理解増進法)の成立に向け、自由民主党性的指向・性自認に関する特命委員会に提言した方向性は、次の通りです。

(1) LGBT に関わる人権教育・ 啓発は、反差別ではなく、理解促進(増進)で。
(2) カムアウトできる社会を目指すのではなく、する必要のない社会へ。
(3) 人権教育・啓発は、全国あまねく公平に。
(4) LGBT の活躍は、 多様性を尊重する社会への試金石。
(5) 人権文化の醸成には、議論を深める時間と過程が重要。

なお、この提言の全文を、自由同和会中央本部様(注2)が、平成28年度の活動方針の最後に採用して頂いておりますので、ぜひ、ご確認下さい。

(注1) 「カムアウトする必要のない社会」とは、当事者個人がリスクを伴うカムアウトをするのではなく、リスクが少なく、効果が大きいパレードや各種団体の活動で可視化を促しつつ、差別・偏見が残る社会を理解増進法で変えることにより、当事者一人ひとりが生き生きと活躍できる社会です。基本的には、個人のカムアウトは、「する」、「しない」は、個人に委ねられるベきであり、現時点では、カウアウトしやすい社会を目指すことは、当事者間の格差を広げることにつながる可能性があります。

(注2) 自由同和会は、自民党と連帯している保守系の同和団体。同和団体としては、部落解放同盟や全国地域人権運動総連合と並ぶ三つの政府交渉団体の一つで、23都府県連に会員を持つ団体です。
自由同和会中央本部

講師派遣

当会の世話人を含む当会が認定した多様な講師を全国各地に派遣します。LGBTの基礎知識からLGBT理解増進法に関する講演等をお受けします。
講師は、当事者、学者、教員、医療従事者等それぞれに経験が豊富ですので、安心してお申し付け下さい。
誠に勝手ながら、講師は当会にお任せください。日時や地域に応じて対応させていただきます。

【 講師料 】   ご相談に応じます。お気軽にお申しつけください。

連絡先

メール
info@lgbtrikai.net

790-0807 愛媛県松山市平和通6−2−5 2F
レインボープライド愛媛 気付
全国LGBT理解増進ネットワーク会議

LGBT理解増進ネット

同性愛や性別違和など性的マイノリティの人々が、日本社会で自分らしく生きていけるための、すべての基礎となる理解増進法の成立を目指します。